RH1220で構成したHybridディスクにOSをインストールした際の速度についても、検証してみました。
検証用のPCを別に準備できなかった為、メインPCで使用しているHDDを全て外した状態でHybridディスクにOSをインストールします。
測定環境 : PhenomII X4 940BE + AMD 690G、メモリ4GB
インストールOS : Windows 7 SP1 x86
SSD : crucial RealSSD C300(64GB)
HDD : SAMSUNG HDD HD204UI(2TB)
使用中の環境を使い回した為、ストレージ以外のIOデバイスを色々とくっつけた状態で測定しています。
(測定した後すぐに元に戻すつもりだったので、環境構築は少々手を抜いています。。。)
※あくまで参考程度としてご覧ください。
まずはOSインストールにかかる時間を測ってみます。
Windows 7のインストールディスクが起動するまで時間はストレージの違いに影響されませんので、インストールディスクが起動してセットアップメニューが表示された状態から時間を測り始めます。
「今すぐインストール」ボタンをクリックした時点から、OSインストール完了後の「Windows のセットアップ」が表示されるまでの時間は下記の結果となりました。
HDD(SAMSUNG HD204UI):12分46秒
Hybridディスク(SSD+HDD):10分49秒
単体HDDディスクと比較すると、Hybridディスクの方が2分ほど早く完了しています。
HDDの方が予想外に早く終わってしまい、思ったほど差が出ていない様に感じました。
HDDへのインストールはもっと時間が掛かると予想していましたが、結構早いですね。。。
次にOSの起動時間については、RH1220のFWメニューが消えてからデスクトップ画面が表示されるまでの時間を測定しています。
HDD(SAMSUNG HD204UI):55秒
Hybridディスク(SSD+HDD):50秒
前述した様に、余計なデバイスがごちゃごちゃとくっついている状態ですので
全体的に起動時間は長めですが、Hybridディスクの方が5秒ほど早い結果となりました。
OSのインストールや起動時間については、ある程度(1割~2割)の効果が見込める様です。
SSDの方をケチっていなければ、もっと効果的だったかもしれません。
インストールしたOSの挙動については、普通にSSDにインストールした場合と同等の感覚で動作します。
フォルダへのアクセスやIEの起動はかなり機敏に反応するので、今回の構成でも十分満足できる体感性能を発揮している様に感じました。
正式に運用する環境が準備できたら、もう少し色々見てみたいと思います。
ちなみに、Hybridディスクを構成した状態で電源OFF時にSSDを取り外すと、ディスクとして使用できない状態になりました。
HybridディスクにOSをインストールした後で試しにSSDだけ取り外してみましたが、OSを起動することはできませんでした。
(BIOSから起動ディスクが見つからないことを伝えるエラーが表示されます。)
SSDのキャッシュが無効化されてもディスクとしては使用可能な状態になってくれていれば、後でSSDだけ高速なものに置き換えることが出来て便利だと思ったんですが。。。
SSDもしくはHDDを変更してHybridディスクを再構成した際は、必ずディスクが初期化された状態となります。
再構成自体は即座に終了しますので、先頭セクタに記載されたパーティション等の構成情報のみがクリアされていると思われます。
ディスクリカバリー系のソフトでセクタを直接覗けばデータを取り出すことはできるかもしれませんが、通常はディスクの構成を変更する前にバックアップを取る必要がありそうです。
Windows 7の標準ドライバのみでSATAデバイスとして認識しますので、AcronisやGhostなどのバックアップソフトウェアからHybridディスクのバックアップ/リカバリは行えそうです。
最近のコメント